新入社員の青柳美帆子(編集記者職)です。
4月22日はまるまるいちにち「TechFightClub」の準備日でした。本当にいちにちテックをファイトしていました。
私たちのチーム(あおやぎ・はまぐち・さいとう・みやじ)は、最初は「今日は夜ご飯がいるか?」を伝えるウェブサービスの開発をぼんやり深めていましたが、度重なるアイデア出しの果てに、タイムチケットを参考にしたサービス「ONEDALY」を開発することに。実装はエンジニアの宮路くんがゴリッと進めてくれていましたが、任せきりにしてはいかん!ということで、チームで分担して作業を進めます。
私は主にロゴを作成したりプレゼンの原稿を書いたりしていました。
わりと気に入っております。
さいとうさんはプレゼンのスライドを作ってどんどんクオリティを上げてくれ、はまぐちくんはサイトの英語をゴリゴリ日本語に変えてくれ、そしてみやじくんはどんどんサイトの完成度を上げていってくれて、あっという間に一日が終わりました。
(実はこのブログエントリはTechFightClubの結果が出たあとに書いているので、今思うとここでこういうことをやっておけばよかった!という悔いもあるのですが、それはそれとしておいておきます。もし来年もアイティメディアがTFCに参加することになったら、「ビジネスロジックを詰めよう!」と「説得力のある数字をたくさん用意しよう!」というアドバイスを残しておきたいところです)
定時までにはやはり作業が終わらず、赤坂に移動して作業を続行。行ったのは自遊空間のファミリールーム。完全に友達の家に集合している気分で作業ができる恐ろしい場所です。
そこでいろんな話をしながら(技術的なことも、個人的なことも)ひたすら手を動かしていました。プログラミング研修のときにも思ったことですが、締め切りを間近に控えた状態でみんなで作業をしていると、高校時代の文化祭の前日のような気持ちになりますね。気持ちは焦っているんだけど、脳内物質はどんどん出ていて、テンションが上がっている状態。
編集プロダクションに勤める知り合いの方から、「いい意味でも悪い意味でも、毎日が文化祭前日気分の仕事だよ」という話を聞いたことがあります。アイティメディアは紙方面に展開しているメディアではないですが、それでもやはり一本一本の記事に締め切りがあり、小さな文化祭を乗り切りながら一年間を過ごしているような状態だと思います。
以前ねとらぼチームの皆さんと一緒に「ニコニコ超会議」の取材にいったときも、「取材いってきまーす!」「原稿書き終わりました!」というやりとりが、特別なお祭りのようで楽しかったのを覚えています。そういう「みんなで何かをやる」というおもしろさと楽しさを、TFCの開発でも感じました。
研修が終われば同期9人で集まるようなことはほとんどなくなるし、今回のような集団作業をすることもぐっと減るでしょうが、こういう機会を与えてもらって本当によかったな……となにやらエモーショナルな気持ちになってしまったのでありました。