本日で、スーツを着て行うマナー研修は終了しました。
今日は二日目に行ったことをまとめていきたいと思います。
今日学んだことは、
・名刺交換
・上座と下座
・来客対応
でした!
一つ一つポイントと、実際にやってみて思ったことを書き連ねていこうと思います。
まずは名刺交換。
社会人ならではのマナーです。自前の名刺入れを持参して臨みました。
私は就活時にOB訪問や人事の方から名刺をいただく機会があったので、名刺の受け取り方は知っていたのですが、名刺交換や渡し方は初めて学ぶ内容でした。
名刺の入れ方、名刺の置き方、名刺を持つ手の向き(斜め45度に少し傾けるとよい)、指で社名や自分の名前を隠さない、など、大まかな渡し方の他にも細かい気をつけるべきことがたくさんあり、また練習して気づいたこともありました。
私は
1 名刺を入れすぎてしまい、名刺入れから名刺をスムーズに取り出せない
2 名刺に集中しすぎてしまい、相手の顔を全く見ずに交換
という失敗を犯してしまいました…。
名刺は名刺入れにいれすぎない。交換の際はきちんと相手の目を見る。
当たり前のことですが、これらのことも気をつけて格好良く名刺交換ができるようになりたいです。
型だけではなく、どのように名刺を渡せば相手が受け取りやすいか、など相手のことを思いやりながら臨機応変に対応することの大切さを学びました。
次に上座と下座。
こちらは実践というよりは座学でした。タクシーや列車に乗るとき、応接室、会議室、円卓などに座る際にどこが最も目上の方が座るべき場所か、目下の者が座るべき場所かを同じ班の人と話し合いました。
私は一般常識がなかったので、覚えるのが大変でしたが、ポイントを押さえてしまえば案外単純に考えることができる!と気づきました。
それでは上座・下座のポイントとは。
・入口から奥が上座(例外もある)
・入口に最も近い方が下座
タクシーなどは助手席、列車は真ん中が下座、といった例外もありますが、この上座と下座のルールは目下の者が目上の者を積極的に敬わなければならないという日本の文化に由来するもののように感じました。
入口に一番近い席が下座になっている理由としては、お客様がお帰りの際に先頭をきってご案内するため、タクシーの助手席が下座になっているのは支払いや道案内を進んで行うため…。
目上の方の席の好き嫌いもあると思うので、その場合は失礼のないように臨機応変に対応していきたいです。
そしてラストが訪問対応!
この二日間のマナー研修の集大成ともいえる内容です。
課題は受付にいらっしゃったお客様を会議室までご案内し、お茶出しをするところまで。
昨日の電話より簡単じゃない?いけるのでは!と、思ったのですが!
これが案外難しいもの。
私や、私の班の方の失敗例の一部は…
・顔が真顔
・おぼんの持ち方が変
・お茶出しに失敗(コップの持ち手の向き、不適切な方向からお茶出し)
・座っている人に「おかけになってください」と言う
などなど数々の失敗を重ねました。
頭では流れをわかっていても、実際にやってみると難しい。
ここひっかかる!気をつけるべきところをしっかり意識しないとミスしてしまうと思ったので、私はいくつかのポイントを意識して行いました。(お陰でテストは一発合格です)
・いらっしゃいませ を忘れずに言う
・おじぎの角度(15度と30度の使い分け)
・座っているお客様の最も取りやすい位置にお茶を出す
・誰への御用の方か、また、お客様の名前をしっかり覚える(またはメモをする)
特に同じ班の人は「いらっしゃいませ」抜けてしまうことが多かったので、ここは特に注意しました。お陰で忘れずに言えました。よかった。
普段いらっしゃいませって言う機会がないと、結構言うのを忘れてしまうものだなと実感しました。
テストの監督の人事の方からは、間違ってしまったり、失敗してしまったところ、不自然だったところは意識すれば治る!とコメントをいただいたので、もし訪問対応を実践する機会があったら、自分の癖を意識して治していこうと思います。私は特におぼんの持ち方!
そして最後にマナー研修で社会人の心得を教わりました。
そこで心に響いたことがあるので、そちらを少し書いて日報締めようと思います。
心に響いた言葉は二つほど。
まず一つは「遅刻は言い訳にしない」
私は学生時代、とてつもない遅刻魔でございました…。しかし、社会人は遅刻厳禁!
遅刻してしまうと、周りの方に多大な迷惑をかけてしまい、自分自身の信頼も失ってしまう。
遅刻しないようにするために、体調管理や自分の生活をしっかり律しなければいけないと思いました。
そしてもう一つ「私情は仕事に持ち込まない」
プライベートで失恋やら、悩み事があることもある。しかし、それを仕事に持ち込んではいけないのだと。
仕事は仕事、プライベートはプライベートでしっかり切り替えをしなくてはならない。
そして、プライベートで悩んでいることがあったら、ためこんで深刻になる前に周囲の人(上司や人事の方)に相談すること!
この「相談すること」が特に大切だと感じました。
私もプライベートのことで気分が激しく浮き沈みするタイプなので、悩みは抱え込まず勇気を出して口にして相談する、そして仕事モードスイッチを自分で切り替えできるようにしていきたいと思います。
最後に、2日間のマナー研修で学んだこと。
マナーは信頼関係や人間関係を維持するのに不可欠だということ。
また電話対応、名刺交換、訪問対応などの実践練習を通して、相手の立場になって相手を思いやって行動すること、そして苦手なことは意識することで克服できることを学ぶことができました。
明日からの研修もこの2点は忘れずに、またこの2日間で学んだマナーは忘れずにLITEしていきたいと思います。