こんにちは!大西です。
シェア研修2日目は、たくさんのヴァーチャルお客様の対応をしました!
というのも、マナー研修で何度も実戦練習をし、無事基本を覚えることができて少しほっとしています。最も大きな学びは「相手を気遣うマナー」がいかに大切なのかということでした。「深いお辞儀はどうしてNGなのか?」という疑問はまだまだ未熟だったな…と実感しています。
具体的には、下記の2つをメインに研修を受けました。
・名刺交換
・来客対応
それぞれの内容と、学びをここにシェアします。
【名刺交換】
[やったこと] 学生時代に持つことのなかった我々には、社会人への片道切符を手にしたような気持ちでした。まず名刺交換方法のレクチャーを受け、事前に用意したサラサラの名刺入れを取り出します。自分の班、続いて違う班の同期メンバーと名刺を交換するのですが…名刺を出しては「ぎこちない」と自分が思い、相手も思い、人事の方にも指摘され…という流れ作業が何度か続きました(笑)印象に残っていることとして「名刺は座布団。自分は座らない。相手に座ってもらう。」という例えを使った説明がとても分かりやすかったです。
[学び] 繰り返されるギクシャクした名刺交換の失敗から、基本をしっかり落とし込む重要性を理解しました。どんなに頭で分かっていても、すぐに体が言うことを聞くとは限らない。「繰り返し定着させること」は、プレゼンテーションや交渉においても大切ですね。
また、相手の顔を見てすぐ名刺の名前を一致させることの大切さも学びました。名刺交換に全意識を集中させてしまい、肝心のお名前を忘れてしまうようでは本末転倒ですよね!
【来客対応】
[やったこと] 受付の電話対応から案内、お茶出しまで講義を受けて実践練習を行います。班に分かれて1時間ほど練習し、お互いにフィードバックしました。「ペコペコし過ぎ」「コワイ顔」「お盆を忘れる」「手の組み方が執事」…分かっているつもりでも、いざ自分の番になると上手くいきませんでした。一通り練習を終えた後は、人事の方によるテストです。お客様が書類を広げていてお茶が出せなかったり、急に世間話を始めたりと、トリッキーな訪問に対して、いかに落ち着いて対応できるかトライしました。
[学び] 来客対応は形式的な礼儀が大切だと思っていましたが、実際にはお客様の足元を気にかけたり、お茶を取りやすい位置に置いたりと、相手に快適に過ごしてもらうためのマナーであることを再認識しました。特に印象に残っている出来事として、アイティメディア新卒は皆「お辞儀が深い」という指摘を受けました。我々は、丁寧すぎることの何がいけないのかという疑問になかなか答えが見出せませんでした。しかし、「そこまで丁寧にさせている」という認識を相手に持たせてしまっては失礼にあたると聞き、ハッとしました。
【まとめ】
上に書いたこと以外にも、その他諸々マナーについて講義を受けました(上座、下座、お酌の仕方など)。しかし、どの研修においても伝わってきたことはひとつでした。「相手の立場に立って気遣う」ことが大切だということです。名刺交換、来客訪問、ちょっとしたエレベーターの立ち位置にも相手への思いを表現することができると気付きました。最敬礼は45度でと習いましたが、私は45度より深く頭を下げて「受け取って下さい~」と相手に礼儀を押し付けていたのです。。。
「自分のためではなく、相手のために」
お辞儀が深いアイティメディア17新卒は、お辞儀の角度の向こう側にマナーの真髄を見つけることができました。学びを活かして、毎日小さなところからでも気遣っていけるよう努力したいと思います!
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