今日はシェア研修の3日目。午前中は、アイティメディアでマナー研修のまとめをしていただき、午後はガイアックスさんのオフィスでホウレンソウについての講座を聞くことができました。
午前中に復習したことは以下。
・お辞儀の角度の意味
・敬語の確認
・名刺の交換
・来客対応
・電話対応
敬語の確認では、今まで気になっていた表現について浦野さんに教えて頂きました。とりわけ、ビジネスの場で使う相槌表現についてはなじみが無く、「左様でございますね」「新しい気づきがありますね」といった言い回しは、口が慣れるまで時間がかかりそうな予感。最近では、この2つの表現が、同期の間のバズワードとなっているので、積極的に使っていきたいです。
名刺の交換については、皆、まだぎこちないところが多かったように思います。交換の際に、顔と名前を一致させることを忘れないということが大事なポイントでした。
来客対応では、アイティメディアの会議室ならではの考え方があり、例えばモニターの前が上座になるといったことを確認することができました。円形の部屋である戌、ソファが並ぶ寅の部屋はどこが上座なのか・・・・。上座・下座の定義は中々なじみがないので、間違えないように事前に確認する必要があり!のようです。
印象的だったのは、電話対応。浦野さんが、テンプレ以外の想定されうるケースを多く説明してくださり、中でも、「ユーザーからのねとらぼの記事修正依頼の問い合わせ」に関しては笑いを交えつつも、「記事に関することはまず編集長に相談する」という大事なポイントを学ぶことができました。他にも「ポンポン商事の浦野さん」「田中鉄工の中田さん」「丸亀商事のうどん山さん」からの架空のお電話が・・・。様々な場合を勉強させていただきました。
午後からは、ガイアックスさんのオフィスで、ホウレンソウ講座。仕事ができる人とはどんな人かを考えるワークからはじまり、社会人は組織の一員としてレバレッジをかける存在でなければならないこと、そのためには常に組織視点であり、仕事の当事者としての意識をもち、コミュニケーションすなわち報告・連絡・相談・マナー・議論などの具体的な行動をとることが欠かせないことなどを学びました。大きな気づきとなったのは、マナーもコミュニケーションの一つであるということ。お辞儀の角度やお茶の出し方を学ぶことの本質は、「共に仕事をする仲間として相手を尊重する」ということであり、信頼関係を築く上で非常に大事な要素だということです。「組織におけるコミュニケーションの重大さ」をマナー研修最終日という日に学ぶことで「様々なビジネスマナーの型」の意義を腹落ちさせることができました。
また、社会人と学生の違いを考察したパートでは、「お金と時間、人間関係、責任」という項目ごとで考え、組織的な視点がどのようなものなのか深く考えさせられました。「時間は組織がもつそう時間の一部」「人間関係は利害の不一致を超えたところで」「仕事には、自分で背負いきれない責任が伴い、それを上司が負っていることを意識しなければならない」。社会人としての目線が、おのずとコミュニケーションの仕方を変えるのかもしれないと思います。
今回のワークでは、途中で「良いチームとは」「コミュニケーション不全の原因は」といった内容について議論する時間があり、「良いチームは意見をシェアできる環境がある」「良いチームは、好成績を単発的にではなく、恒常的に出すことができる」「そうした環境をつくるために自分から心を開いて、相手の話を聞くことが大切」といった考え方を実体験の話を交えながら確認することができました。こうしたことで、新しい気づき(!)を得るとともに、改めて同期の子の考え方は好きだなと思えました。私は幸せ者です。
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