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2011/04/13

コメント

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Atsuo Fujimura

ありがとう。拝見しました。
自分自身にも問いかけているところですが、いろいろな変化が起きているいま、自分はメディアに対してどうなって欲しいか、もっと自覚的になろうと思っています。
一般の消費者(読者)ならば、すでに無意識のうちにメディアの選択が変化しているだろうことを、自分たちは自覚的に理解しないといけないと思います。
これからどうなっていくことが消費者(自分も含む)から求められているだろう?

本宮

藤村さん

コメントありがとうございます。
本当におっしゃる通りだと思います。プロとしてメディアでお金を回しているからこそ、自分たちの次のステップを見据えていかなければならないですね。
長文になってしまいましたが、以下に自分なりの考えを書いてみました。


【1:欲しい情報】
まず、いち消費者として僕がメディアに求めることは、自分の欲しい情報を届けてくれるということです。
至極当たり前のところですが、だからこそ、一番大切なのではないかなと思います。

【2:独自の情報】
次に、面白い情報がほしいです。どこのサイトにも書いてあるような情報ではなく、独自のリサーチなどに基づくレアリティの高い情報があれば、そのメディアをチェックし続けたいと考えると思います。

【3:複数の観点から】
最後に、客観的なデータだけでなく、主観的な情報も欲しいです。たとえば製品の比較紹介であれば「こちらの製品はここが良くて、こちらの製品はここが良い」というだけでなく、「こっちのほうがいいと思う!なぜなら~~だから。」という情報も欲しいです。

僕も個人的にITmediaの記事を購買の参考にすることがありますが、その際にITmediaの記事だけで「よし買おう!」と判断することはありません。ITmediaの記事を読んだ次に参照するのは、価格.comの口コミだったり、twitterの検索だったりします。
こうした主観的・客観的な情報は、どちらが欠けてもいけないと思います。消費者としては、両方の情報をすり合わせたうえで、改めて購買を検討するのだと思います。

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以上の3点を藤村さんがおっしゃった「どんな情報を、誰に、どんなテイストで届けるか」という枠にあてはめますと、
『独自の情報を、それを求めている人に、主観・客観両方の切り口から』ということになるかなと思います。


そこで、その条件に応えられるメディアを想像したところ…

たとえば
・ユーザーが知りたいことをソーシャルな空間で拡散し合う
・総デマンド数が一定のラインを越えた時点で、記者が独自の取材に基づく記事を投稿
・それに対し、ユーザーが自身のオピニオンをどんどん重ねていけるような…

そんなものがあったら面白いんじゃないかなと、個人的には思いました。
(グルーポン+デマンドメディア+2ちゃんねるみたいになってしまいましたが…)

Atsuo Fujimura

藤村です。
なるほど。では、自分のイメージを検証していくためには、もう少し“目的”を絞ったメディアで、どのような実装(機能の盛り込み方)をすべきかを考えるのがいい。
たとえば、「家具の紹介とそのレビュー(使用記)」を主題にしたメディアを想像して、その上で考えた特徴や特性がどう実現されるべきかを考えると、いっそう発想に深みとリアリティが出る

本宮

藤村さん

ありがとうございます。
お返事するのが大変遅れてしまい、申し訳ありませんでした。

藤村さんにいただいたご助言をもとに、
自分が「家具の情報」を扱うメディア運営者だったらどうするか、また、その利用者だったら何を求めるかを考えてみました。

家具は実際に見て触って選ぶのが一番だと思いますが、その段階に行きつくまでに「どの家具がよさそうか」を絞り込む必要や、「その家具はどこに売っているのか」を知る必要があります。
また、「その家具が自分の部屋に合うのか」ということや、「長く使ったうえでのレビュー」なども知りたいと思います。そのうえで、メディアにどんな機能を実装すべきか考えてみました。


◆ハッシュタグ(#kagu等)のついたつぶやきを表示するウィンドウ
→ユーザーの家具選びに関するtweetが表示される
例1)「木目のきれいなベッドがほしい #kagu」
例2)「このソファーほしいー(url) #kagu」

◆画面中央部では上記のウィンドウを参考に、記事が投稿される
例)「ナチュラルモダンな部屋作りに必要な10のアイテム」
例)「6畳一間におけるソファー特集」

◆一般の方のブログ記事を表示させる機能も実装
例)「(ソファー名)を買って過ごした3か月まとめ」

◆上記2種類の記事欄には、いいね!ボタンやコメント欄も実装。
→つけられたコメントをまとめて表示するウィンドウも実装する。
→それらのコメントを参考に、さらに記事(+ブログ記事)が投稿される。
 →継続的な流れへ。


以上のようなモデルを考えてみました。

Atsuo Fujimura

「家具の情報」を取り扱う、と決めたとたんに考えるべきことがたくさん出てきたり、あるいは検討事項が具体的になったりと面白いですね。
今後は、仲間内で継続的に議論したり、考えを深めていって欲しいです。必要があれば(時間外の)勉強会など設けてくれれば、参加もしますよ。

本宮

藤村さん

コメントありがとうございます。
はい!これからもイメージを検証するために、目的を絞った具体例を想定して考える事を意識していきたいです。
また、新しいビジネスをするために必要な想像力・発想力を養っていくため、積極的に周囲の人たちと意見交換をしていこうと思います。

お忙しい中アドバイスをくださり、ありがとうございました!
勉強会など開催する際はお声掛けさせていただきたいと思いますので、お時間があえばまたいろいろとご指導いただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。

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