ゴールデンスランバー 伊坂幸太郎
1,680円
Amazonの書評では、「ラストの曖昧さ」がマイナスポイント、「全体の面白さ・構成のよさ」がプラスポイントになっている模様。
ボクの感想はまったく逆。
ケネディ暗殺事件が下敷きになって話を進めていく以上、明瞭な結末がどのようにありえるか?
安いエンタテイメントにしないためには、この結末は良かった。
言葉を替えれば、個人的には、このラストにまとまったことで、この本の評価は何とか保たれた。
全般的には、そろそろ伊坂幸太郎のこういう感じに飽きてきたなぁ、と。
90年代のテレビドラマに出てきそうなキャラクタたちとそれらの会話。いまいち入り込めません。