ワセダ三畳青春記 高野秀行
580円
こういう生活をどこかで夢見てワセダに行った。当時のそんな感覚を思い出せた。
わざわざボロいアパートを探してみたり。
それが何かを生産したのか?人生の一時期にそんな回り道が必要なのか?と問われてみればその答えはさっぱり分からないが、ワセダには学生たちの持つ非生産的思考を受止めて、それらをあらぬ方向に拡散・拡大させてくれるような雰囲気があったように思う。
仕組まれた社会構造には反発する立場から何かをしたかった、だから東大じゃなく慶応じゃなく、早稲田だった。・・・そんなことを懐かしく思い出しながら。
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