求人広告や人材紹介エージェントがほとんど利用されなくなる時代が、もうそこまで来ているのでしょうか。
ザッポス社が、人材の採用について、「求人公募」を一切やめるというのが話題になっています。(下記引用記事)。同社は今後の採用活動において、独自のSNSを用いたダイレクトリクルーティングのみを行い、募集広告などの一般的な求人行為は、一切行わない、とのこと。
大胆に見えるこの戦略的な舵切りに、2つのことが見て取れます。ひとつは、「人材採用の100%をダイレクトリクルーティングに切り替えることが必然」だと同社では既に理解されているということ。もうひとつは、その時に必要な方法論が「ソーシャルツール」であり「コミュニティによるタレントプール」であると、経営的に判断されているということです。
今後の同社の理想像としては、(1)採用を目的としたコミュニティ運営が活発に行われ、(2)企業と求職者がお互いのコミュニケーションを通じて相互理解を深め(⇒ミスマッチをなくす)、(3)適切なタイミング(≒ジャストインタイム)での転職マッチングを実現していく、・・・という3つのアクションになるのでしょう。
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