少し前の話になるのですが、ビジネス感度が高い学生が集まりますという会に参加しました。
比較的たくさんの大学生(1年~4年)のかたがたと話をする機会があり、そのとき気がついたことをメモしてきたので、共有できればと思います。
採用担当の皆さんや現役の大学生の皆さんの実感としてはいかがでしょう?
これらはかなり特殊なケースの寄せ集めであるのか、世代的なひとつの傾向を言い当てているのか---。
■【メモ】
・大学1年時からビジネス系の学生団体に参加して、2年ではすでに引退しているようなケースも多い。この場合次のステップは留学や複数の企業でのインターンなど。海外でのインターンというケースもちらほら
・すでに「日本の企業に頼ることはできない」「自分の力を身につけなければならない」という認識がデフォルト
・これから中国、インドをはじめとしたアジア圏のマーケットに進出することと同時に、そこの優秀な人材と競争していくことを覚悟している。同時に軒並み欧米に対する興味よりもアジアに対する興味が大きい
・女の子は足を組み、男は腕を組む。その反対をほとんど見かけない (なんでだろ)
・中国人には強いハングリー精神があるが、自分たちにはない、ということに気がついて、焦っている
・サークル活動は敬遠気味。理由は「内輪すぎるから」。大学の垣根を越えた学生団体にメインはシフトしている
・案外、ITmediaのことを知っている v( ・‿・)v イェイ
・会社名で「アイティメディア」と言われても、サイトの「ITmedia」がすぐには結び付かない。(これ案外重要なポイント!)
・学生時代限定で会社をつくるというのも、さほど困難でもなく珍しくない。ただし成果を出せるところまで考えるとかなり厳しい経験をする必要がある
・明確に起業を目指す人数は、少ない
・9月ともなれば、3年生は就活用のスーツを買い揃えている
・ECナビさんのインターンシップは評判がイイ
・高学歴の女子の中で、「専業主婦」という選択肢への魅力が増しているのもこれまた事実
“もうちょっとマシなメモをしてこいよ!”っていうお言葉もあるかと思いますが・・・
ともあれ、採用のみならず今後の人事施策を考えるに際して何かのヒントになるようなエッセンスがいろいろ見て取れるかなと思います。
そして、話してみてつくづく思ったのは、年齢(1年生とか4年生とか)が問題なのではなくて、経験の量と質で意識形成は変わってくるという当然の事をあらためて。また、未来への視線が強いので、過去しか視野に入ってないそのへんの大人よりもまともな感覚を得ているなぁという。
もちろん今回はそういった意識が高い学生の集まりだったからというのもあるかと思います。すべての学生に共通するものではないですが、貴重な情報収集・リード収集の場でした。
文責:人事・採用担当 浦野
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